「決断」について(世界のトップクラスのセミナーの講演者に共通している大切な「決断」について
決断は、人生において大切なものだというのは、誰でも知っています。
でも、あまり詳しく考えていない場合もあるかもしれません。
また大切だと思うけど、決断を最終的に、引き延ばしたりしていないかもしれません。
また、決断にも質があり、それぞれの人によって違うということを知らないかもしれません。
今回は、決断に絶対必要なエッセンスをお話します。
そして、その決断の質と、その質を上げる方法。
まず、ローマ皇帝にして、哲学者のマルクス・アウレリウスの言葉の紹介から始めます。
「偽善も、自己愛も、現状に対する不満のすべてを捨てて、生活のひとつひとつの行動をそれが人生最後の機会だと思っておこなうようにすれば、心の平安が得られるに違いない」
悪い癖で先延ばしの癖があると、物事は進んでいきません。
和佐大輔さんという情報起業家の方にお会いして、2日間ご一緒させてもらったことがあります。
ここで、和佐さんをご存知ない方もいるかもしれないので、キャッチーな紹介で申し訳ありませんが、簡単に紹介させていただきます。
和佐さんは、10代の時に、海で遊んでいたときに、テトラポットの付近で、海中へ飛び込む遊びをしていました。
その時、海中のテトラポットに頭を激突させて、首に傷害を負ってしまい、そのあと、その影響で、指や足が動かないようになるという、身体に重度の障害を持つようになります。
数年は、リハビリをして身体を治すということをします。
しかし、指や、足は治るようにはなりませんでした。
しかし、インターネットの世界を知り、情報ビジネスを学びます。
そして、初年度から、ビジネスで1億円の売上を達成して、そのあとは、コンスタントに、億の利益を毎年あげているという若手の起業家になったのでした。
私は、和佐さんに、あるプロジェクトを手伝ってほしいということを伝えに行ったのですが、和佐さんに会って話てみて、少し気づくことがありました。
和佐さんの行動力の疑問を和佐さんの言葉や、行動から、観察してみると、次第に一般の人との違いが見えてきたのです。
その時に、自分との違いをいくつか探して見て気づいたことのひとつがありますので、ここでお話しようと思います。
和佐さんは、身体に障害があるので、体温の調整が私たちと同じように、一定にすることが簡単にできるわけではないようでした。
あまり、仕事をやりすぎたりすると、体温が上がりすぎたりするようです。
周りの人は、やはり気を使ってしまいます。
少なくとも、私はそんな風に思ってしまいました。
和佐さんの心の中では、もしかしたら、明日、死ぬことがあるかもしれないという気持ちがあるのかもしれません。
本人に聞いたら、無いと答えるかもしれませんが。
ただ、一般的な、人たちよりも、はるかに、
「今を一所懸命生きる」
ということをしているように、私には見えました。
明日から、がんばろう。というようなことよりも、
「今、やる。」
という感じです。
和佐さんと一緒にいると、
「やることを、やってください」
というようなことを、当たり前のようですが、よくそういう意味の言葉や、話を聞きます。
つまり、和佐さんは、決断をする人であると私は思います。
たまたま、今回は最近お会いした、和佐大輔さんを紹介しましたが、
決断は、成功者と言われる人は、常に行っています。
ここまで、読んで、あなたは、
「ああ、そうか、決断して、決めて、行動すれば良いんだな」
と思ったかもしれません。
でも決断するということひとつとっても色々あるので、
今から、あなたが何を決断していけば良いかを導き出す手助けになると思われることがあるのでご紹介しておきます。
決断で大切な3つのエッセンスです。
1、あなたは、今、何をするべきですか?
2、あなたの周りで起こっている物事は何を意味していますか?
3、そのためには、あなたは、何に焦点(フォーカス)を当てるべきですか?
このフォーカスをもう少し詳しく説明しておきます。
自分の焦点(フォーカス)を見直してみよう。
コントロールできること、できないこと、どちらにフォーカスしていますか?
自分の既に持っているもの、持っていないものにフォーカスしていますか?
過去、現在、未来のどれにフォーカスしていますか?
まとめれば、自分の一番大切な物に焦点を当てて、周りの出来事の意味付けを考え、最後に焦点を当て方を意識して行動すれば良いだけです。
おそらく、成功者の人たちは、こんな面倒な理論をいちいち考えないで、無意識にやっています。
あなたが、天才なら、できているはずです。
でも、あなたが努力型の人なら、1~3までをじっくり考えて、一つづつ焦らずやっていくことをお薦めして今回の話を終わります。
今回は、人生ではじめに必要な「決断」の話でした。」