リフレーミングで過去から自由になる
リフレーミング(reframing)というのを聞いてことがありますか?
reframingは、直訳すると、再構成の意味になります。
もともとは、家族療法の用語でした。
フレームをやり直すという意味なので、枠組みで捉えている物事の枠組みを外して、別の枠組みにして見てみるという意味になります。
有名なたとえは、コップの水が半分ある場合。
半分しかない、と考えるのと、
半分もある、と考えるのでは、同じことですが、人間の心や、感情に捉えられる意識が大分違うということです。
具体的に有意義な使い方ですが、
経験したことや、過去の出来事の意味付けを自分で、変えてしまうことによって、自分の人生に有効利用ができます。
つまり、過去に自分で失敗したと思ったり、悲惨な出来事に会ったと思ったことでも、見方一つで、失敗が学びだったと思えるようになり、心の状態や、捉え方が変えられるというものです。
これを、上手に使えれば、子供のころや、学生時代のトラウマになっているような出来事を良い思い出や、楽しい思い出に変えることができます。
失敗を恐れないではなく、必ず成功してしまうエジソンのリフレーミング
エジソンは、白熱電球を発明するために、1万回失敗したと良く言われます。
でも、リフレーミングで捉えれば、エジソンは、1度も失敗はしていないことになります。
1万回学びを得たとか、できない方法を発見したとも言えます。
あるとき、実験をしていて、白熱電球を作ろうとして、大爆発をさせてしまったことがあったそうです。
その時に、助手は、こんな失敗ばかりして、オレを殺す気か?!
と怒ったそうです。
でも、エジソンは、その時に、ノートに真剣に実験の方法を書いていたそうです。
私は、今、爆発する物質の掛け合わせを発見した!と。
あなたは、自由なので、あなたの人生を決めるのもあなたです。
案外くよくよしてしまう時は、自分でネガティブに捉えてしまうことがあります。
それを見つめてみると、自分で否定的に捉えるような思考パターンが見つかると思います。
そのパターンに気がついたら、こっちのものです。
必要以上に悪く考えても、あまり良いことはありません。
それより、あなたの経験を学びにするために、リフレーミングを毎日練習してみることは、自分にとって、プラスです。