あなたを老化させる「糖化」の話

 

 

 

糖化は、老化を引き起こす大きな原因の一つです。

 

 

 

身体を作っているたんぱく質と、体内に入ってきた糖質が結合すると、たんぱく質が変化します。

 

それが、近頃聞かれるようになった、「AGE」(糖化最終生成物)と呼ばれる老化促進物質です。

 

 

 

ようするに、食べ過ぎると、必然的に、炭水化物や、甘いものなどの、糖質を取るようになるので、身体に悪いよというわけです。

 

 

 

そうして、AGEが沢山できた状態、簡単に説明すると、砂糖を火であぶると、カラメルみたいになりますよね?

 

このカラメルみたいのが、たんぱく質みたいなものをくっつけるというイメージで考えてくれると、わかりやすいと思います。(正確には、ちょっと違うかもしれませんが、わかりやすく説明するとこんな感じです)

 

たんぱく質と、糖(グルコース)が結合して変化する反応を引き起こす褐色物質を生み出す褐変反応は、「メイラード反応」と呼ばれています。これは発見者さんの名前を取ってつけられています。

 

でも、このメイラード反応したものって私たち人間は大好きなんです。

 

パンがこんがり焼けたところとか、ホットケーキの美味しく焼けたところ、肉や魚など、味噌や醤油をつけてこんがり焼けたところなんか、実は、糖化が起こっていたんです。

 

はじめは、この状態は旨みを出すものだと思われていたくらいなのです。

 

 

 

美味しく感じてしまうこんな生成物なのですが、なんで身体が糖化するといけないのか?というと、身体がもろくなるからです。

 

化石化してくると言ったら良いでしょうか。

 

 

 

血管がもろくなると血管の壁に炎症が起こるなどが良い例です。

 

こうして、AGEが沢山つくられると、動脈硬化、糖尿病、認知症、骨質低下、肌荒れ、などになるわけです。

 

糖尿病の人は糖尿病でない人と平均年齢を比べると、10歳も差があるという研究結果もあります。

 

 

 

糖化が進んでいる人は老化する速度が速くなるので、本来寿命は100歳以上(個人的な意見ですが)あるのに、もっと速く死んでしまうわけです。

 

 

 

これを知って実践するかしないかで、10年、20年経ったあとに知らないで実践しない人と差がでるわけです。

 

 

 

でも、糖質を取らないとかを意識しすぎると、変えっていけないこともあります。

 

 

 

ですから、今回は誰でもできる簡単な糖化を防ぐ方法を2つお話します。

 

 

 

1、野菜をいっぱい食べる。

 

できれば、緑色の野菜をいっぱい食べてくたさい。

 

これを説明してると長くなりますが、緑色の野菜なら、じゃがいもとかも野菜なので、野菜を食べてと書いてしまうと、炭水化物の多いのもあるので、それをいっぱい食べちゃうと困るなあと、思って、逆にわかりずらいと思ったわけで、緑の野菜なら、失敗が少ないです。

 

生のサラダがお薦めです。

 

厚生労働省では350グラムと言ってますが、少ないです。

 

 

 

2つめは、食後一時間後には身体を動かすです。

 

何故かというと、血糖値が上がるのが、食後一時間くらいだから。

 

この時期に運動をすると、血糖値が大きく下がるんです。

 

そうすると、糖化によってAGEが作られる危険がとても少なくなるんです。

 

 

 

これなら、お昼休みして、1時間たったときに、意識的に身体を動かすように心がけるなら誰でもできると思ったのでお話してみました。

 

 

 

今回のまとめです。

 

糖化は老化の元、

 

AGEが増えると老化を促進してしまう。

 

それを防ぐには、

 

食事には、緑の生野菜を沢山食べる。

 

食後1時間たったら、身体を動かすことを心がけてみる。