1、寄生虫の生息場所と癌との関係

 

 2、癌の原因の研究1

 

 

 

 

 

1、寄生虫の生息場所と癌との関係

アメリカのハルダ・R・クラーク博士は、博士号を取ったばかりのころ、栄養生活コンサルトとなっていました。

 

 

 

そのとき、コンサルトの仕事をしていた時に、偶然にも3人の癌患者から、相談を受けました。

 

この患者には、寄生虫がいました。

 

その寄生虫は、ファシオロプシス・プスキーと呼ばれる寄生虫でした。

 

誰にでもいることが多い寄生虫で、特に、腸内吸虫といわれていて、腸内に寄生することが多い寄生虫でした。

 

ところが、3人の癌患者には、腸内ではなく、肝臓の中にいたのでした。

 

 

 

このことは、博士には、なにか重要なことと思い、肝臓にいる寄生虫と癌との関係を研究するきっかけになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

癌の原因の研究1

 

 

 

癌は、体力が落ち、免疫力が落ちてくると、かかりやすくなるというのは、一般的に知られています。

 

 

 

前回は、本来、腸の中にいるべき寄生虫が、何故か、肝臓にいるようになっている人が癌になっているというお話をしました。

 

 

 

では、何故、肝臓のような大事な臓器に、いるべきではない寄生虫がいるのでしょうか?

 

 

 

その一つの推測として、肝臓が弱っていて、そこへ寄生虫が住むようになってしまったという仮説が考えられます。

 

 

 

肝臓は、本来、アルコールを分解したりする働きを持っていることは知られています。

 

他にも肝臓の働きは沢山あり、数え切れません。

 

アルコールの分解はその一部に過ぎません。

 

 

 

でも、肝臓が弱つてくると、その働きも弱まってきます。

 

 

 

その中で、特出すべきことは、プロピルアルコールなどの化学物質が蓄積している肝臓に寄生虫が住みやすくなるということです。

 

 

 

プロピルアルコールは、いろいろな名前で呼ばれていますが、ボディーソープや、その他のよくある清涼飲料などにも入っていることがあります。

 

 

 

プロピルアルコールは分解され、排出されるので、普通は、5日もあれば、体外に排出されます。

 

 

 

でも、身体が弱っていて、プロピルアルコールを摂取するような生活をしていると、どうしても、肝臓が排出しきれず、肝臓に蓄積した状態になりやすくなると推測されます。

 

 

 

そして、そのプロピルアルコールが寄生虫の増殖する要因になっている可能性があったのです。

 

 

 

現在では、この因果関係は、推測に過ぎませんが、どちらにしても、肝臓をいたわるようにして、洗剤や、ソープなども、できるだけ自然の物を使い、何でも石鹸で洗えばよいと思わないようにする習慣をつけるということです。

 

大したことのように見えない化学物質は化粧品の中にも沢山含まれています。

 

それは、短期的に綺麗になればよいというような商品に多いのです。

 

でも、長い目で考えると、それは体内に蓄積して、あなたを身体の中から老化させて、逆に美しさを奪っているのです。

 

このようなことを知り、気をつけて悪いものを避けて良いものを使うというような生活をおくることが、全体的にみて、健康な生活と、美しさをあなたにもたらすと言えるからです。