予知夢を科学的に捉えて人生に活用する方法

 

 

 

夢で未来に起こることを見られる能力のある人がいます。

 

でも、それは科学的に根拠がないので、まぐれであるという人もいます。

 

霊感?まぐれ?

 

どちらが正しいのでしょうか?

 

 

 

夢にも色々なタイプがあるので、両方ともあると思うのですが、科学的に考えて、どうやって脳が未来を予知する夢を見ているのかを考えてみます。

 

 

 

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があるという話をよくしています。

 

レムは眼球運動をしている時の睡眠なので、夢はこの状態の時に見ることになります。

 

そして、この状態の時は、大脳辺縁系も活発に活動しているので、夢を見ているときに、豊かな感情の状態になっています。

 

大脳辺縁系は情動を作り出す仕組みになっているからです。

 

そして、その情報は、自分の周りの環境から入ってくるので、眠っている間に一日に起こったことを思い出して整理し、自分にとってその出来事がどのくらい重要なことなのかどうかを順位付けしたりしています。

 

そうして、重要な記憶と忘れて良い記憶を振り分けたりしているのです。

 

 

 

有益な情報があり、自分にとってそれが得られたり、願いが叶うなど上手くいけば、喜びの感情が生まれ、不利益な情報があったり、思いどうりにならないなど、そのような情報を受け取ると悲しみや苦しみの感情を発動することになります。

 

 

 

そうして、眠っている間に、気になっている友人や、恋人、職場の人との人間関係、健康や、病気、仕事や、ビジネス、お金など、気になっていることがあると、その不安や、気がかりが大脳辺縁系によって作られて、それぞれを無意識に関連付けます。

 

 

 

そのような状態の時の睡眠中に大脳辺縁系が活動することによって、友人、恋人、職場の人間関係・・・。と気になることを関連づけて考えられるストーリーを予測し、夢を自然に見るよういなるわけです。

 

 

 

そして、自分で作り出した夢の物語を映像として見るわけです。

 

当然、それが的中することも、あるでしょう。

 

当たれば、とても印象が強くなり、正夢だった。ということになり、外れれば外れたで、逆夢だった。と思って忘れます。

 

 

 

科学者に言わせれば予知夢は、そのように起こっているに過ぎないと言いそうです。

 

 

 

でも、科学はまだ、発展途上なので、今のところ、霊夢といわれる夢も科学が進歩することによって、霊夢もまた科学的に説明される日があるかもしれません。

 

脳のどこかの器官でそのような予知をするような、未来を受信するところが見つかることがあるかもしれません。

 

 

 

どちらにせよ、眠っているときの方が、脳が活発に動いている状態、特にレム睡眠は活発な活動状態にあるので、夢を単に夢と片付けないで、重要なことを自然に見せてくれていると考え自分の人生に役立てれば、より自分の望む人生を歩むためのメッセージとして活用できると思います。