時は金なりは本当だろうか?という話
「時は金なり」という言葉は本当なんでしょうか?
今回はちょっと考えてみます。
まず、この言葉は誰がいったのでしょうか?
ある人は、ベンジャミン・フランクリンだという人がいますよね。
でも、間違っているような気もします。
フランクリンプランナーの手帳を買うと、
人生を愛するものよ。時間を浪費してはならない。
人生は時間でできているのだから。
って書いてあります。
でも時は金なりじゃないですよね。
この「時は金なり」という言葉がいつ生まれたのか、ははっきりしませんが、16世紀のフランスの作家ラブレーが、こう書いています。
「わかっていることでは、このことばの起源はかなり古く、“時は人間が消費しうるものの中で最も貴重なものである”といったのは、古代ギリシャのディオゲネスでした」
でも、ベンジャミン・フランクリン同様、
時は金なりじゃないですよね。
今回はわからなくてもよいとして、
本当にお金と時間が同じものなのかを考えてみます。
時間をお金で買うことがありますよね。
高速道路を使って時間を節約する。
やることを誰かを雇ってその人にお金を払ってやってもらう。
時間をお金で買っているようにみえます。
またお金を得る為に自分の時間を使って、お金を得ている場合もあるでしょう。
では、本当に時間はお金なのか?
もし、時間がお金なら、時間は人生で一番大事なものではないということになるでしょう。
お金が一番大事な人は別にして。
お金がある程度あれば、例えば、一生足りるくらいあるとすると、
時は金なりではなくなります。
お金はあればあるほど、価値が下がってくる。
人の生存に最低必要な分ないと、困ったことになり、
人生で一番大事なものに見えてしまい錯覚を起こしそうになる。
それがお金です。
でも、それは錯覚だと思います。
必要なだけないと困るけどね。
ベンジャミン・フランクリンの言ったことは、
時は金なりではないと思う。
なぜなら、時間の方がお金より大事だから。
時間がたしかにお金でかえることがあるかもしれないけど、
買えない時もある。
お金以上ということ。
フランクリンの言わんとするところも同じで、
時は、人生の全てであり、
命である。
時が全てである。
ということだと思う。
なにかしているとき、しようと計画するとき、
やっぱり、時間は人生であり、命であるとこうことを
思い出して、人生をいきるのが、幸せな人生をおくる上で大事なことだと、思います。