1、人がお金をほしがる本当の理由1

 

 2、人がお金をほしがる本当の理由2

 

 3、何故人は、お金を欲しがるのか?欲しがる理由3

 

4、人がお金を欲しがる心理の研究4お金を沢山もった自分イコール尊敬できる自分と考えてしまう。

  

 5、何故、人は、お金を欲しがるのか?理由5「愛を得るためにはお金がかかる?」

 

 

 

お金を欲しがる心理の研究6

 

 

 

 人がお金をほしがる理由、「自由がほしい」から

 

 

 

 お金をほしがる心理の研究7

 

 

 

お金を稼ぐことが自己実現であると思ってしまう。

 

 

8、人は何故お金を欲しがるのか?8「お金に関する悪い思い出の克服の為」

 

 

 

9,お金を欲しがる心理の研究9 人がお金を欲しがる理由 まわりを見返す為「お金の社会の仇討浪人」

 

 

10、お金を欲しがる心理の研究10 対人関係には、お金が必要だから

 

 

 

11、お金を欲しがる心理の研究11愛を示したい「お礼をしたり困った人を助けたいから」

 

 

 

 

 

1、

人は、何故お金を欲しがるのかを考えてみます。

 

もし、あなたが、もうお金が使い切らないくらいあるとか、

 

お金を欲しがらないひとなら、

 

この質問は、愚問ですので、

 

ごめんなさいを、私は言うしかありません。

 

でも、お金がほしいなら、何故、人はお金をほしがるのか、

 

考えてみると面白いことが見えてきます。

 

 

 

このことを誰かに質問すると、

 

「食っていくために必要だから」

 

と答える人がいます。

 

でも、本当でしょうか?

 

これが、本当の理由になるのでしょうか?

 

 

 

食っていくために必要なら、

 

生活の為に必要なら、

 

お金の生まれる前から生きていた人間は、どうしていきられたのか?ということになり、絶対的な答えにならないということに気がつきます。

 

 

 

その時にお金が存在しなかったから。

 

というわけではありません。

 

 

 

現代のヨーロッパでは、お金を全く使わないで、生活してみるという実験をしている人たちもいます。

 

つまり、お金は生活には、絶対必要というわけではないのです。

 

 

 

普通に税金を払ったりして生きていくとしても、

 

少なくとも、それほど、たくさんのお金が必要なわけでは、ないわけです。

 

 

 

この生きていくため、生活の為にお金が必要だから。

 

という考え方が、人生や、お金に対する偏った考え方をわたしたちに持たせて、偏った生き方をさせているのが現代の社会です。

 

もしかしたら、この考え方がストレスを生む生活をわたしたちにさせている元凶かもしれません。

 

 

 

では、本当な何故、あなたは、お金を欲しがっているのでしょうか?

 

ちょつと考えてみる時間を持つことは、良い人生を送るために良さそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2、人がお金をほしがる本当の理由2

 

 

 

人がお金を何故ほしいのか?

 

と、訊かれた時に、生活の為の他に、答える人がいるという話をしました。

 

 

 

今回は、将来不安なので、安心や、安全の為。

 

と答える人もいるので、その話をします。

 

 

 

人には、欲求の5段階説があり、一番下の欲求で、安心や、安全の欲求があるというのは、よく聞かれる話です。

 

 

 

 

 

お金は、色々な物と交換ができます。

 

そんな理由で、お金があると、安全を買えるのではないかと、人は、無意識に考えてしまいます。

 

 

 

たとえば、ある人が、病気をして、お金がないために、とても、不安だったということがあったとします。

 

(実際そういう人がいます)

 

その経験の結果、その人は、お金に対して、ものすごい執着をもってしまったりします。

 

安全を求める稼ぎ中毒のようになってしまいます。

 

それは、傍から見ていて、恐ろしくもあり、かわいそうでもあります。

 

でも、本人が気がついていることは、少ないです。

 

 

 

でも、よく考えてみると、世の中は、ものすごいスピードで変化するので、お金の価値も変わるので、お金をもっていても、安心することはないでしょう。

 

そして、このような人はお金がない恐怖から、お金を稼ぐ中毒になっているのを本人は自覚がないまま、一生お金の不安を抱えたまま生きて死んでいくことになります。

 

 

 

実は、収入が多い人や、資産を多くもっている人がお金に対して、安心感をもっているかというと、実はそうではありません。

 

お金をもっている人でも、たくさんもっていても、お金に対しての不安が多かったりするのが現実です。

 

お金に対する不安で働いている人はとても多いのです。

 

そして、それに輪をかけるように、将来これくらいお金がないと困ることになる、というような情報が飛び交い、お金に対する不安を煽る結果になります。

 

 

 

知っておくべきことは、お金で絶対安心が買えないということです。

 

また、収入や資産は安心とは現代社会では関係がないと思った方がよいでしょう。

 

どこかで働いて収入があったり、誰かの資産をもらってたまたまお金があっても、リストラされたり、資産も使っていくので、最後にはなくなります。

 

それよりも自分のスキルをもっていたり、学んでいる人のほうが、安心して生きていたりしています。

 

 

 

不安なお金稼ぎ中毒の自覚症状がある場合は、お金稼ぎの前に、自分の内面の不安と向き合って、自分の恐怖の元がどこにあるのかを知っておくほうが良いかもしれません。

 

 

 

そして、自分の人生の未来に対する不安は、お金を貯めたり稼いでも消えないということを知っておくだけでも、これからの人生が違う決断や生き方ができるようになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金を欲しがる心理の研究

 

 3、何故人は、お金を欲しがるのか?欲しがる理由3

 

 

 

お金を欲しがる理由で、生活の為、安心の為と考えてきました。

 

今回は、ほしいものが何でも買えると思ってしまうので、

 

「力が欲しい」

 

というお金のもつパワーを欲しがる心理について考えてみます。

 

 

 

お金は道具ですが、なかでもパワーのある道具です。

 

というのは、普通の道具ですと、何か目的はいくつかの事にしか使えないことが多いです。

 

例えば、車なら、移動するパワーを手に入れたり、人によっては、自分がそれを乗ることで、ステイタスを手に入れたと思えるような車なら、そのような地位を手に入れた気分にさせてくれます。

 

パソコンなら、たしかに色々な事には使えますが、使う人によって素晴らし道具になるとはいえ、お金ほど、流動的に交換することはできませんし、ただ、使い方も色々あ点は似ているかもしれませんね。

 

しかし、お金は交換券なので、色々な物や、サービスと簡単に交換することができます。

 

 

 

 

 

お金という交換の道具が大きくなると、交換できる物や、サービスもそれだけ大きくなるのでパワーがあるように感じます。

 

 

 

その経験から、人はお金があると、パワーが手に入ると経験するために、お金は、パワー、つまり力であると考えるようになってしまいます。

 

 

 

つまり、好きな物を買えたり、人が丁寧な態度で自分を扱ってくれたり、美味しい物を食べる、好きな場所へ旅ができる、お金で買える情報なら、好奇心があるときに満たすことができるなど、そのような欲求を満たすことができます。

 

 

 

ですから、人がお金を欲しがるのは、自然な事です。

 

 

 

ただ、このパワーのある道具ならではの気をつけたほうが良いことがあります。

 

未来に好きな物や、サービスなどと交換できるからといって、自分の時間や精神エネルギーを何も考えずに、お金と交換していくと、困った結果になるということです。

 

 

 

お金は、使ってもまた、得ることができます。

 

しかし、自分の時間は、使ったら、取り戻すことができません。

 

お金と同じく消費していく精神エネルギーも同じことが言えます。

 

 

 

時は金なりといいますが、この諺は間違っています。

 

おそらく、時間は、お金のように大切だとこの諺を作った人は言いたかったかもしれません。

 

でも、使ったら、取り戻すことができない時間や精神エネルギーの方が、お金より、貴重であるということを忘れてはいけないということです。

 

 

 

お金は、力だから、力が欲しいからと自分の時間と精神エネルギーをお金と交換し続けたら。

 

 

 

時間をお金と交換しているときに、もう一つ忘れてはいけないことがありますよね。

 

 

 

先程から話していますね。

 

それは、自分の生命エネルギーも使っているということです。

 

時間があっても、自分の時間が手に入ったとき、自分の精神エネルギーが尽きていたら、

 

これは、例えば、やる気とかが無くなっていたり、疲れてしまっていたり、気力など、そんなわかりやすいこと(言葉)に置き換えても理解できると思います。

 

 

 

それが無くなったていたら、あなたは、大事な精神エネルギー(生命エネルギー)をお金と交換してしまっていました。

 

 

 

人生は、時間と自分の生命エネルギーであると言えます。

 

自分の時間と生命エネルギーが尽きた時、

 

人の人生が終わりを迎えます。

 

 

 

ですから、ひたすら時間と自分のエネルギーをお金と交換し続けていたら、最後は、気力も寿命もなくなった年寄りになっていた。

 

ということになりかねません。

 

お金で、失った時間と、自分の生命エネルギーを買い戻すことはできません。

 

 

 

ですから、お金を得ようとするときは、自分がそのお金を得て何と交換したいのかということを忘れてはいけません。

 

 

 

それを忘れていると、お金のパワーに翻弄されて、自分の人生が終わっていたということになりからです。

 

 

 

自分の人生で一番大切なこと。

 

それを意識することは、お金を得ること、お金を使うことでも、大切なことというわけでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4、人がお金を欲しがる心理の研究4お金を沢山もった自分イコール尊敬できる自分と考えてしまう。

 

 

 

人は、お金を沢山持っている人を偉いと思ってしまう場合があります。

 

そう思ってしまうと人はお金持ちというだけで、その相手を尊敬しますし、

 

そう思っている人は、お金持ちになると、偉い人になったと思うので、自分が尊敬されて当然と思ってしまいます。

 

 

 

特に、時代が変わってきているので、このような考え方は、次第に廃れていくとは思いますが、成功と、お金を得ることをイコールであると考える人が多いことも現在ではまだあります。

 

 

 

ただ、お金を持つと、尊敬されているように見える場合もありますが、それは、詳しく見てみると、違うかもしれないというのが分かってきます。

 

 

 

お金は、色々な物と交換ができるので、人が欲しがるのでその得る方法を知りたいと人は思います。

 

そんなわけで、お金を得た人の得る方法を聞きたがるわけです。

 

そんな理由で、お金を沢山手に入れたという人のお金を得る方法のセミナーはいつも沢山お客さんが入るし、人気があるように見えます。

 

その光景をみて、そのセミナーの状況をみると、その先生は、尊敬されているように見えるかもしれません。

 

ただ、その状態を観察してみると、お客さんは、その方法を聞くために、つまり、どうやってお金を得たかを聞きたいために、その人に丁寧に接しているだけかもしれません。

 

もちろん、松下幸之助さんのように、お金を得るのを目的で行動をしたわけでなく、それで、お金を得る方法を結果的に話ている場合の本当に素晴らしい人もいることはいますが。

 

(松下幸之助さんは、私も尊敬しています。ただ、彼も、お金がなくても困ったこともあり、それについて話ていると長くなるので、今回は省略させていただきます)

 

 

 

また、お金を持っている人にお金を払ってもらいたいために、ただ、丁寧に接しているだけの場合もあります。

 

これは、単に、たかられているだけ、おごってもらいたいだけなので、尊敬されているわけではないというのがわかると思います。

 

もし、このお金を沢山持っている人が、お金を払ってくれなければ、すぐに、「ケチ」などという言葉が飛んでくるでしょう。

 

 

 

この二つの例を考えてみても、お金を持っている人が尊敬されているわけではないのがわかります。

 

 

 

お金を得る方法を知りたいだけだったり、

 

お金を自分の代わりに使ってほしいだけであるというのがわかります。

 

 

 

つまり、その本人は尊敬されていないということに気がつくと思います。

 

 

 

もし、これに気がつかないで、お金を沢山持つことが尊敬を得ることだと、誤解すると、困ったことになります。

 

 

 

お金を持ちたい(尊敬されたい)と思うために、そうなろうという行動動機になるからです。

 

 

 

おそらく、尊敬されたいというのは、単なる自我のなせる業です。

 

 

 

尊敬される人は、自分は尊敬されたいとは思わない人を人は尊敬するものです。

 

 

 

つまり、尊敬されたいからお金儲けをしたい。

 

そういう動機でビジネスをしていては、その人には、お金が集まってくることはありません。

 

 

 

仮に集まってきても、一時的なもので、数年後は、元に戻っています。

 

 

 

最終的に、尊敬されることも、お金を得ることもできないということになるでしょう。

 

 

 

まとめると、そうではないのですが、お金を沢山持っていると、尊敬されると思って、お金をほしがる。

 

沢山お金を持った自分イコール成功した自分と考えてしまう。

 

というのが人がお金をほしがる大きな理由の一つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金を欲しがる心理の研究5

 

 

 

何故、人は、お金を欲しがるのか?理由5「愛を得るためにはお金がかかる?」

 

 

 

男も女も、異性に好かれるためには、お金が、かかると思っているかもしれません。

 

以下に、その理由をあげてみます。

 

 

 

男性は、異性に好かれる為には、お金がないといけないと思い込まされているのかもしれません。

 

愛を得るためには、お金がかかるというわけです。

 

 

 

また、女性は、美しくないと男性に好かれないのではないか?と思い込まされているかもしれません。

 

愛を得るためには、美しさがいる。

 

美しくなるには、お金がかかる。

 

と連鎖的に思い込まされている状態になります。

 

 

 

これは、コマーシャルやドラマなど、色々なところでのメッセージによってそのように思い込まされているのですが、もうすこし詳しく見ていきましょう。

 

 

 

特に若い男性は、お金がないと、恋人ができないと思い込まされている場合があります。

 

デートするには、車が必要と思ったり、それからデート代を自分が持つことによつてエネルギーの代価で得たお金を使うことで、彼女に愛を示していることになると考えます。また、同じような理由で、プレゼント、旅行など、それから、かっこよく見えるように、洋服にもお金を使い、髪型を流行に合わせようとするようにさせられています。

 

 

 

最近では、昔より少なくなってきたようですが、ローンを組んでおこずかいもなくても、車だけは、高いものをと、車が全財産のように思っている男性もいます。

 

 

 

おそらく、ドラマ、映画、CMでは、車を買わせる為に、かっこいい主人公の男性がかっこいい車で美人の女性を隣に乗せて出演しているからです。

 

 

 

ところが、現実では、車でも、安い車を乗っていたり車が無い人の方が、素敵な女性とお付き合いしているのではないかと思います。

 

 

 

また、美しくなったからといって、幸せになれているかというと、そうでもありません。

 

美人薄命などという諺もあるくらいです。

 

 

 

美人に生まれてしまうと、ただその外見のみで判断して男性が寄ってきてしまうので、愛されることが少なくなるので、美人が幸せになれないという矛盾とは適切な表現ではないのですが、美人が幸せになるには気を付けないと難しい様なものができあがるのかもしれません。

 

 

 

お金や、美しさがないと、愛されるには、値しないと、コマーシャルをはじめとした色々なもので思わされている現代の状態。

 

 

 

この幻から抜け出ないと、お金を超えたところにある愛に気がつかないし、そんな愛に出会うことは難しいでしょう。

 

 

 

愛と、消費行動は無関係ということを理解しないと、色々な会社のメッセージ戦略に騙される人生になるということに、なります。

 

 

 

自分の人生で、愛する人と巡り合いその人と愛ある人生を過ごすことは、人間にとって、とても幸せなことです。

 

それなのに、愛はお金がないと得られないと思い込んでしまうと、お金の為にひたすら働くということになります。

 

そうして、愛する人との時間がなくなって、コミュニケーションが出来なくて相手の気持ちがわからなくなっていたなんてことにもなりかねません。

 

 

 

愛とお金は、最も深いところには直接的には関わっていない。

 

 

 

それに気がつくことは、大切です。

 

 

 

そして、愛する自分の周りの人の為に、上手にお金を道具として使おう。という意識を忘れないようにしないといけませんよね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金を欲しがる心理の研究6

 

 

 

 人がお金をほしがる理由、「自由がほしい」から

 

 

 

 お金をほしがる場合の理由で、多いのが、自由が欲しいという理由があります。

 

 仕事に行き詰まりを感じていたりすると、仕事が嫌いになってきます。

 

 すると、仕事が嫌いなのに、お金の為に仕事をやっているという気持ちになるでしょう。

 

 すると、必然的にお金が沢山あったら、こんな嫌いな仕事をして我慢をしなくて済むのにと思うようになります。

 

 こんな仕事を辞めて、自由になりたい。

 

 仕事を辞めたあと、自分の好きなところに旅行に行きたい、人によっては何処か遠い国、世界旅行に出かけたいなあ、と考えるようになるわけです。

 

 そして、それはよくある一般的な目的のはっきりしない夢になります。

 

 

 

 数億円、数十億円があれば、仕事を永遠に辞めることも、世界中を旅行して、自由に好きなことをして好きな物を食べるということができると思うようになるのです。

 

 

 

 そんなわけで、人は、一山当てたいと思うようになります。

 

 

 

 そのために、宝くじを買うという衝動に人を駆り立てるのでしょう。

 

 私の友達にも、宝くじに当たったら、仕事を辞めるのに、

 

と言っている人はいます。

 

 

 

 ただ、実際、宝くじを当たって世界旅行をしても、直ぐに飽きてしまう場合が多いらしいのです。

 

 

 

 自分のビジネスを立ち上げて成功させて世界旅行をしている人は、世界旅行もビジネスアイディアになるかもしれません。

 

 しかし、単に目的のない旅行をしていると、仕事から逃れたいだけだったために、すぐに飽きてしまうようです。

 

 

 

 またお金持ちの人だけが乗る豪華客船に乗っていたとしても、周りには、ビジネスも人生も楽しんでいる人が乗っていて、お互い情報交換をして、充実している時間を過ごしているようですが、ビジネスの知識もなく、人生の目的もなく、旦に宝くじが当たっただけで船に乗っているだけというのでは、やはり相手にされなくなるようです。

 

 

 

 最終的には、旅行も、食事も、目的がないと、すぐに飽きてしまい、なにか本当にやりたいことを探すということに戻るのが普通の人の場合です。

 

 

 

 あり余るお金は自由をもたらすという思い込みは、なかなか払拭することは難しいでしょう。

 

 おそらく自分を不自由にしているのは、自分の心なのかもしれません。

 

 自分の本当にやりたいことは何なのか?

 

 そして、それをやるためには、どのくらいの金額が必要なのか?

 

 それの答えを自分なりに出してみて、本当に自分のやりたいことをやるだけのお金と時間を手に入れる。

 

 それが本当の自由を手に入れることなのかもしれません。

 

 それには、きっと、それほど、多額なお金が必要というわけではないということに気づくかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金をほしがる心理の研究7

 

 

 

お金を稼ぐことが自己実現であると思ってしまう。

 

 

 

お金をいっぱい稼ぐことが人生の成功だと思ってしまっている人がいます。

 

いっぱい稼げることが自己実現であると思っているからです。

 

たとえば、ビジネスをしている人にとってはどのくらい稼げているかが自分を評価する指数だと思ってしまうのです。

 

そうなると、その数字が上がると自分の価値が上がると考えます。

 

その数字によって自分が優秀かどうかが決まるというわけです。

 

収入が上がると、自分の価値が上がると感じるので、喜びます。

 

下がれば、気持ちが落ち込むというわけです。

 

そうなると、自分の心の充実感も平安もありません。

 

むしろ多く稼げると充実していると考え、安心すると思うのですが、いつになってもその競争が終わることはありません。

 

おそらく世界中のお金を独占しない限り終わることはないでしょう。

 

現在、現実の競争相手は、会社に属している人なら、ライバルは同僚です。

 

会社を経営している人なら、同業者などの社長がライバルになります。

 

自分の会社を限りなく大きくしたりすることに情熱を燃やしたりします。

 

また、同窓会に出れば、同級生と収入の高さを自慢し合い競い合って、勝ったとか、負けたとか心の中で思ったり感じたりします。

 

ただ、なにを競争しているのか自覚症状がないので、ひたすら無意識レースを繰り返します。

 

退職した後も、人生観は簡単に変わらないので自分は現役時代、年にいくら稼いでいたんですよとか他人に話したりして逆に馬鹿にされたりします。

 

退職した時は、自分で年収がなくなったことにより、自分の価値がなくなったと感じ、傷ついていたりします。

 

お金を稼ぐ数字が自分のスコアや、学校のテストの点数と同じであるという人生観なので、それを決めているのが本人なので、それは他の人にはどうすることもできません。

 

 

 

お金を稼ぐことが人生の成功である。お金を稼いだ金額が自分の評価する指数であるという無意識の価値観を変えない限りこの終わりのないレースを抜け出ることはできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金を欲しがる心理の研究8

 

 

 

人は何故お金を欲しがるのか?8「お金に関する悪い思い出の克服の為」

 

 

 

お金のコンプレックスというのは、あまり適切ではありませんが、お金に関係するネガティブな思い出と言ったらよいでしょうか?

 

誰でも、お金を持っていない時があって、そのとき、恥をかいたような気持ちになったような経験はあると思います。

 

 

 

お金を、何か使おうと思って、持ち合わせやおこずかいが足りなくて、困ったことがない人はあまりいないのではないでしょうか?

 

 

 

現代は、お金で色々なサービスが受けられるために、それを他人にやってもらおうとすると、いくらお金があっても足りないくらいです。

 

 

 

ただ、それが度を越している場合があります。

 

元々お金持ちの家に生まれたわけではないのに、自分の力で、巨万の富を得る人がいますが、その人たちの中で、子供時代にお金がなくて、とても辛い思いをした経験がある人は案外多いのです。

 

つまりお金がなかったことを逆境をバネにして成功を手に入れるような道を歩めたわけです。

 

払拭できた人もいますが、全てそういう人ばかりではありません。

 

お金と名誉を手に入れたかに見えても、子供時代にお金がなくて悔しい思いをした思い出は、なかなか払拭することはできないからです。

 

社会を見返そうと思っていくらがんばっても、今度は成り上がりものと言われたり、成金と言って馬鹿にされたりすることがあると、ますますどうしてよいかわからなくなっていきます。

 

そうなると、もう自分がなにをやっているのかわからなくなってきます。

 

強迫観念でお金儲けを続けますが、それが終わることはありません。

 

 

 

それより、むしろ自分の心と向き合って、過去の自分を癒してあげるしか心の安らぎを得る方法はないのではないでしょうか?

 

 

 

子供のころのお金がなくてつらい思いをした思い出は、お金をいくら得ても、過去の思い出を癒すことは自分のこころと向き合って見つめることなしには解決できないをこを悟らないと終わりません。

 

 

 

もし、大金持ちになっていないとしても、誰でも、過去にお金で嫌な経験があるものです。

 

ちょっと時間をとって、自分がお金で、どんなネガティブな経験により、否定的な考え方をしているのか、自分の心を観察してみると良いと思います。

 

 

 

そうすることによって、お金に対してニュートラルに捉えることができて、本来のお金の本質と向き合えるようになるからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金を欲しがる心理の研究9 人がお金を欲しがる理由 まわりを見返す為「お金の社会の仇討浪人」

 

 

 

これは、人の心理であまり良い心理とは言えませんが、復讐心というのは、人をとても行動に駆り立てます。

 

よく、時代劇とかを見ると、家族の敵(例では、父の敵や、母の敵など)を打つために、一生を捧げたりする武士が出てきたりします。

 

演劇や、文学の世界の大衆物では、復讐物は人気があって、赤穂浪士にはじまり、虐げられた人が最後に復讐をして、相手に仇討と言われる仕返しをするのは、人気が高いのです。

 

ネガティブな事なのに、それだけ人を動かす力があるということです。

 

 

 

他にも、付き合っていた男性に振られた女性が元彼を見返してやるために、綺麗になってやるとか、付き合っていた女性に振られた男性が、元カノを見返してやるために、イイ男になって自分を振った相手を見返してやるなんていう心理もあります。

 

振られた友達を、

 

「もっといい人を見つけて、見返してやんなよ!」とかアドバイスする友人もいたりします。

 

でも、その慰めも、案外説得力があったりするものです。

 

「わかったよ~><!」

 

とか言って、断然やる気になる人もいるくらいです。

 

 

 

自己否定をしてきた対象を打ち破ることで、自分の尊厳を取り戻すという行動は、昇華できればプラスになることも少なくありませんので、これは全てネガティブだとは言えませんが。

 

 

 

ただ、資産を異常に築いた人の中には、幼年期や少年期、青年期にお金がなくて悲しい思いや辛い思いをした人が多くいるのも、事実です。

 

 

 

お金が無くて、馬鹿にされたりして心が傷つけられると、お金持ちになり、社会に復讐(見返してやる心理)をしようと無意識に考えてしまいます。

 

でも、お金持ちになっても社会を見返すことになならないので、この復讐の旅は終わることがありません。

 

 

 

昔の恋人に振られて、素敵な人になって、見返そうとしているときは、まだ、心は昔の恋人に向かっている状態です。

 

つまり、実際は、昔の恋人のところに心があります。

 

でも、愛する人ができて復讐心も溶け、そんなことはどうでもよくなると、現在の愛する人との関係が全てなので、過去の相手へのことは、どうでもよくなります。

 

その時は、失恋も人生の学びとなって昇華されています。

 

 

 

でも、社会へ復讐するために、お金持ちになろうとすると、昇華できる人もいるかもしれませんが、そうでない人も沢山います。

 

 

 

最終的には、お金があるとかないとかを卒業するような心理になり、過去の貧乏で馬鹿にされた心を癒すことができないと、この社会への復讐の旅は終わりません。

 

 

 

時代劇を見たりすると、仇討をする武士や浪人を見ると、

 

「あんなことに一生を捧げるって、ちょっと変だし可哀想」と思って、自分はこういうのはしない人生を送りたいと思うかもしれませんが、お金で社会に仇討をしたがる現代の「お金と社会の仇討浪人」は案外多く、そうならないように、気をつけなければ、自分の人生を浪費しかねません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金を欲しがる心理の研究10 対人関係には、お金が必要だから

 

 

 

友達との付き合いにお金が必要だというのがあります。

 

仕事の後、同僚と飲みに行く。

 

子供の時に遡れば、流行っているおもちゃを持っていないと仲間外れにされるので、同じおもちゃが欲しいという心理は誰でもあるでしょう。

 

自転車が流行っている時に、自転車を自分だけもっていなかったり、野球が流行っているのに、自分だけグローブやバットを持っていなかったら、持っている人を羨ましいと思わない方が不自然です。

 

現代では、お金で物が買えるので、グループに属するためには、お金が必要になる。と考えるというわけです。

 

 

 

これは、大きな枠組みで考えてみると、社会に属したいという、社会的な欲求であると言えます。

 

人は、自分は他人とは、違うのだという自我の欲求とは別に、何かに属したいという欲求も同時に持っています。

 

 

 

現代では、貨幣経済のため、自分の好きなグループに属するためにはお金が必要と考えてしまうわけです。

 

 

 

また、人数が多ければ良いというわけではないので、少ない人数でも、密度が濃い、親や、兄弟、もっと精神的に大切な親友などの1対1に近い人間関係もあります。

 

自分の大切な友人がお金に困っていたら、自分が助けてやりたいと思うのは、当たり前でしょう。

 

 

 

でも、その時に、お金がなかったら、自分は親友に対して、友情を示せないと感じてしまいます。

 

 

 

また、自分の持っているお金が少ないために、お金を持っているグループが行くところへ、行きたくてもいけないという状態を経験すると、お金がないことを残念に思います。

 

 

 

現代では、お金に焦点を当てさせるようにしているために、友情や、仲間同士の集まりにもお金がかかるのだと、考えてしまうようにできているのです。

 

 

 

ただ、ここで考えてほしいのは、人生で、真に大切なことは、案外お金がかからないものであるということです。

 

お金のかかるグループというのは、習いものであったり、入ったり出たり、後になって考えてみたら、どうでもようグループであることが多いのです。

 

そして、本当に、友情や愛を示したいとき、示し方には、お金をかけないでやるほうが、本当にそれを示せる場合が多いということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11、お金を欲しがる心理の研究11愛を示したい「お礼をしたり困った人を助けたいから」

 

 

 

お金をほしがる心理に、自分の大切な人、愛する人、そして、広く考えると世界中の困った人の為に、お金がほしいというのがあります。

 

 

 

身近な例では、育ててくれた両親に何かお礼をしたい。

 

そのためには、お金が必要というわけです。

 

 

 

友人や、世話になった恩師。

 

そして、世界中の困った人を助けるにはお金が必要と思うというわけです。

 

 

 

お金が集める、集まってくる人には2種類あります。

 

お金がなくなる恐怖から、お金を集める人と、お金を愛する人のために使いたいからお金が好きという2種類の人があります。

 

 

 

恐怖から、お金を集めている人は、恐怖に支配されてお金と付き合っていますが、愛する人のために使う人というのは、恐怖で集めているわけではありません。

 

 

 

愛する人のために使いたい人には特徴があります。

 

このような人にお金に限らず、何かをあげると、喜んでもらうという特徴です。

 

「悪いねえ~」とか

 

「どうもすみません・・・。」

 

 

 

なんて言葉は言いません。

 

ただ、遠慮せずに、

 

「ありがとう!」

 

と受け取ります。

 

とても、気分良くです。

 

 

 

プレゼントする方も気分が良くなります。

 

 

 

そして、それを独占することなく、

 

他の人にも与えます。

 

 

 

人は全て、愛すべき人だと思っているのが特徴です。

 

 

 

色々な人から愛されるので、彼等が行うサービスなどには沢山の人がお金を喜んで払うので、お金が集まってきます。

 

でも、お金を集めることが目的だとは思っていません。

 

 

 

今、消費社会で、商業システムに上手くコントロールされているので、感謝には、お金を使わなければならないと考えるように仕向けられているので、そう思ってしまうかもしれませんが、感謝を示すのには、お金は必ずしも必要ではないということです。

 

 

 

本来、あなたや、あなたのまわりの人は幸せな存在です。

 

でも、現実世界では、物質の世界にいるような夢を見ている状態です。

 

その世界の中で、お金はあなたと、まわりの人、世界中の人を幸せにするための道具の一つにすぎません。

 

それを忘れないで、上手に愛を表現できれば、お金から開放された本来の自分に戻った状態になり、楽しい人生を送れます。