物語、ストーリーの使い方

 



 

ストーリーを使うことで、色々な効果をあげることができます。

 

人間は、物語が大好きなので、物語がはじまると、読まずにはいられなくなるという性質があるからです。

 

また、人間は、自分が、時間をかけたものに、さからえなくなるという性質もあります。

 

自分がそれに、それだけ時間をかけて、がんばったのだから、そのことに対して、自分が時間をかけて無駄ではなかったと、自分の行動を正当化したくなるという性質があるからです。

 

他にも、物語には、色々な効果や、性質がありますが、このような理由から、物語を上手に使えば、成約率を爆発的にあげることができます。

 



 

レターはそれ自体が物語

 



 

セールスレターに入れる物語にも、色々な種類があります。

 



 

まず、その前に言っておきたいことは、

 

セールスレターはそれ自体が一つの物語になっているということです。

 

これが本当のストーリーです。

 

レターが、全体的にちぐはぐで、流れがおかしかったりしたら、まとまりがなく、購入したい気持ちにできません。

 



 



 

そういう点を考慮して、その中に入る物語が挿話の形で上手に入るように意識してください。

 



 

色々な物語

 



 

商品ができるまでの開発物語

 

製作者の物語

 

悩んでいる人と解決した人の会話

 



 

では、それぞれ、簡単に説明していきます。

 



 

商品ができるまでの開発物語

 



 



 

商品ができるまで、どんな苦労などがあったかを物語にして、説明します。

 

こんなに試行錯誤があったとか、このようなこだわりがあるとかを購入者に伝える効果があり、他の商品より、こちらが優れているというように読み手に思わせることができます。

 



 

読み手は、同じような商品でも、どちらを買うかをなにか自分に納得させて、買う理由を決めかねています。

 

そのために、開発物語をいれることによって、この商品を買いたいという気持ちを起こさせることができます。

 



 

私が学んだなかで、天体望遠鏡の話がありました。

 



 

商品を売っている人は、子供の頃から、宇宙が好きで、星座や、天体に興味を持っていて、子供の時に、始めて買ってもらった天体望遠鏡で夜空を覗いた時の感動が忘れられなので、その感動を伝えたくて、天体望遠鏡を作った。

 

というような話を聞いたことがあります。

 



 

そのために、どのようにして、開発していったのかを簡単に書くだけでも、とても相手に印象に残るわけです。

 



 

これは、なにを意味しているかというと、製品のスペックを数字で説明するより、このような物語にして伝えたほうが、読み手に気持ちが伝わるということです。

 



 

つまり、天体望遠鏡で子供のころから、夢を追っていた製作者が作った。

 

というところで、重要なのです。

 

これで、共感してくれた人からは、好感を持たれることができます。

 

望遠鏡が好きな人なら、共感してくれるわけです。

 

そこで、

 

「そんな人が作った望遠鏡なら、きっと夜空の星がよく見えるに違いない。」

 

と相手は思ってくれるわけです。

 

これは、倍率が何倍とか説明するより、強力です。

 



 

車なども、スピードや、馬力など書いても、そこまでわかるひとが相手なら効果があるかもしれません。

 

でも、普通に車が走っておしゃれなものを買いたいだけの人ならば、どんなところがおしゃれであるとか、どういうところが快適なつくりになっていますよ。

 

と説明したほうがわかりやすいのです。

 



 

製作者の物語

 



 



 

お金や、ダイエットなどの悩み系で、よく使われる手法です。

 

自分はこれこれ、こういう状態で、悩んでいたという話から始めます。

 

ところが、こういうことに気がついたとか、ある手法を編み出したことによって、現在の望む状態を手に入れた。

 

と説明する手法です。

 



 

これは、読み手の現状を書き手の過去とリンクさせることによって、製作者の現状が自分にも手に入ると思わせることができるので、使われます。

 



 

貧乏だった製作者があることに気がつく、ある手法を開発することによって今の状態(例えば、お金持ちになれた)などと話が展開する形式になっています。

 



 

また、受験や、勉強法に悩んでいた製作者(あなた)が、ある方法を発見、出会うことによって、

 

素晴らしい状態や、成果をあげたなども、これになります。

 



 



 

わたしが、トップ100レター読みをしていたときに、

 

こんなのがありました。

 



 

商品は、医大受験勉強かなにかのマニュアルでした。

 

はじめの文章はまあ普通というか悪くいえば、面白くないし、つまらないと思って読んでいました。

 



 

読みすすめていくと、主人公(製作者)が予備校かどこかに、いって勉強していた場面が出てきます。

 



 

その時の場面をだいたい思い出して書くと、こんな感じでした。

 



 



 



 

「わたしは、受験勉強のせいで睡眠不足がたまり、頭があまり働くなくなっていました。

 

予備校で、どんどん成績があがって行ったライバル達はみんな得意げになっているように見えました。

 

ある日のこと、わたしは、机の上のコーヒーを自分の手がぶつかってコップを落としてしまいました。

 



 

床のカーペツトが汚れ、わたしは、雑巾を借りてきて、汚れた部分を拭きはじめました。

 



 

すると、となりにいたライバルだとおもっていたやつが、こんなことを言い始めたのです。

 



 

「へ~。うまいもんだな。

 

こぼしたのが全然わからないように、きれいになってるじゃねえか。

 

おまえ、そっちの仕事のほうが向いてるんじゃねえか?

 

医者なんかならないで、掃除夫にでもなったほうがいいんじゃないか?

 

そのほうがおまえに向いてるとおもうぜ!」」

 



 

わたしは、心の中で思いました。

 



 

オレは、掃除夫になりたいんじゃない!!

 

医者になりたいんだ!!!

 



 

今に見てろ。きっと成績を上げて、医者になってやるんだ!

 

そしておまえを見返してやる・・・。と

 



 



 



 



 

以下略

 

それからある勉強の仕方に出会うか勉強法を確立するまでの話が始まる。

 



 

こんな感じでした。

 



 

セールスレタートップ100読みをしていると、

 

色々なのに出会います。

 

わたしはここの部分は印象的だったので、

 

チェックを入れて書き込んでおきました。

 



 

あなたも100読みをしているときは、チェックをいれて

 

なぜ印象的に思えたのかを記録しておくと良いと思います。

 

そして、なぜそこが自分の感情を揺り動かしたのかを自己分性して、

 

自分のレターに生かしたら良いとおもいます。

 



 

これなどは、わたしの分析では、他人に馬鹿にされたり、悪口を言われたことがない人は

 

いないと思います。

 



 

多分、自分もそうじゃないかと思いました。

 

それで、勉強不足で思ったようにならない主人公が虐げられているのをみて、

 

思わず。

 

がんばれ!と応援したくなる自分がいることに気がつきました。

 

きっと共感しちゃうんでしょうね。

 



 

もし、医大受験の勉強法で悩んでいる人がいて、

 

ライバル商品などどちらにしような迷っていたとしたら、

 

思うように勉強がはかどらない気持ちや、ライバルに負けそうになり、

 

つらい思いをしていたなら、

 

きっとこの製作者の教材なら、自分にも合うかもしれないと思って、

 

購入を決断してしまうかもしれません。

 



 

それに、これは医大にターゲットを絞っていますが、

 

勉強法は色々なものに応用できるので、勉強法を研究しているひとは、

 

ほしくなると思います。

 



 

わたしも勉強法の研究は大好きなので、それでちょっと心ひかれていたのが

 

さっきの物語で印象に残ったのかもしれません。

 



 

悩んでいる人と解決した人達の会話

 



 



 

これは、あまり有効といえるか不明ですが、たまに見かけるので、お話します。

 

レターの始めに使われたりすることもあります。

 



 

悩んでいる人と、解決した人が話ているもので、会話文になっています。

 

そして、こうすれば上手く行くから試してみなよ。となっています。

 



 

では、離婚問題になりそうな二人を修復する教材だとこんな感じです。

 



 

会話文実例

 



 

友達「あ~あ・・・。最近女房との悩みが尽きないよ~嫌になっちゃうなァ~・・・。

 



 

オレ:「どうした?もしや結婚生活ヤバイとか???

 

  

 

友達:「もう結婚してから長いからなぁ。最近二人で全然セックスしてねぇしさぁ~ちょっと気にいならいことがあると、すぐ喧嘩がはじまるんだよな・・・。

 

お互い頭血がとぼると離婚という言葉も出るし、

 

もうおれたち無理なのかなって思うことあるよ・・・。

 



 

オレ:「何いってんだ?大丈夫だよ!!別れんなよ!

 

実際離婚して一人になったら、生活していくのも大変だぞ、それに後悔したって遅いぞ!」

 



 

友達:「そうはわれてもなぁ~

 

そういえば、おまえんところ結婚してから長いみたいだけど、どのくらいになるんだ?

 

うわさで学生時代から付き合ってたって聞いたけど、そんなに長くなってお互いあきあきしたりしたりしないのかよ?

 



 

オレ:「実は高校時代から付き合ってる。今でもらぶらぶな生活^ー^

 



 

友達:「なんだそれ~~~?学生んときから!それで結婚したわけかよ!それでよく続いてるな~!おまえ頭おかしくないか?

 



 

オレ:「実は秘密があるんだ・・・・・まずこれだけ、○○○をしてみろよ

 

このやりかたでやってみれば、きっとおまえもらぶらぶ新婚生活に戻ると思うぞ!!!」

 



 

友達:「まじでかよ!???そんなことするだけで!?」

 



 

オレ:「まあ、まずはこれだなだまされたと思ってさ。やってみろよ。大丈夫!今の夫婦生活完璧360度、変わると思うから^ー^

 



 

友達:「わっはっは^^360度変わったら、元にもどっちゃうじゃねえか?^^;{そそれをいうなら180度だろ^^。

 



 

オレ:「そつかそっか^^;間違えた!とにかく今の状態はがらりと変わると思うからさ、とにかくオレのいうとおりやってみなよ。それでどうしてもだめなら、いつもニコニコ離婚相談所のオレ様が、おまえの離婚相談にのるからさ。それでも遅くないだろう?でも、そんなことないと思う。おまえらきっと大丈夫だと思うぞ^^」

 



 

それから、14日経ちました・・・

 

この友だちは夫婦の離婚の危機を完全に脱し、

 

新婚当初当以上のらぶらぶ夫婦になり、幸せな結婚生活を取り戻したのでした。

 



 



 



 

(以下、もう少し書いてから、自己紹介をはじめる)

 



 

こんな感じです。

 



 

中には読んでしまった方もいると思います。

 



 

こんな感じで人は会話文だと読んでしまうってことがあるからです。

 



 

以上が物語を使った方法と具体例でした。